SECOM、公共空間と調和するセキュリティロボット「cocobo」発売

セコム(株)は、商業施設やオフィスビルなどさまざまな場所に調和しながらAI・5Gなどの最先端技術を活用して警備業務を行うセキュリティロボット「cocobo(ココボ)」を、2022年1月17日(月)に発売する。

このたびセコムが発売する「cocobo」は、AI・5Gなどを活用し、常駐警備員の代わりに巡回警備や点検業務を行うセキュリティロボット。「cocobo」は、巡回ルートを自律走行し、搭載したカメラでとらえた映像をリアルタイムでAI解析、残留者や転倒者、放置物の検知ができる。不審者を発見した場合には、音声やライトでの警告、煙を使った威嚇を行うことも可能。点検業務を行う際はアームを装着し、ベンチの下や自動販売機の奥側・底面など、人では確認が難しい場所も点検することができる。また、「バーチャル警備システム※」などのセキュリティシステム、建物の監視カメラ映像、エレベーター・電気錠などの設備情報、施設や地域の情報など、クラウド上のさまざまな情報を活用し、平時・有事の安全確保から有用・快適情報の提供まで、常駐警備員と連携して、幅広い業務の効率化と品質向上を実現します。利用客が必要とする情報と連携する拡張性を有しているため、多種多様なニーズに応えるという。

※ 「バーチャル警備システム」の報道資料(2022年1月13日):
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/nr_20220113.html
世界初、AIを活用したバーチャルキャラクターが警戒・受付業務を提供する「バーチャル警備システム」を発売

■主な機能 ※オプション
・自律走行・自動充電
  ‐屋外走行が可能。(防水加工が必要)※
  ‐最高速度「6km/h」、段差「約50mm」まで走行可能。(周囲環境に合わせて速度を制限)
  ‐傾斜や凸凹などの悪路も自律走行し、障害物等を自動で検知して衝突回避が可能。
  ‐バッテリー残量に応じ充電台に戻り、自動充電。(約3時間充電で約3時間走行可能)
・映像、音声伝送/記録機能
  ‐搭載したカメラやマイクで収集した周囲の映像や音声はリアルタイムで監視卓に送られ、
   確認と記録が可能。
・残留者・転倒者検知※
  ‐画像AIにより残留者や転倒者を検知して監視卓に通知。
・異常音検知※
  ‐大きな音などの異常音を検知して監視卓に通知。
・火災検知※
  ‐赤外線センサー又は熱画像センサーにより火災を検知して監視卓に通知。
・放置物検知※
  ‐画像AIにより放置物を検知して監視卓に通知。
・アームによる点検※
  ‐赤外線センサー、可視カメラを搭載したアタッチメントを使用して熱源(危険物)を検知し監視卓へ通知。
  ‐ハンド型アタッチメントを使用して扉の施錠確認が可能。(開発中)
・クラウド連携※
  ‐セキュリティシステムや設備情報などの各種クラウド情報と連携させることで、エレ
   ベーター連動によるフロア移動、災害情報の提供や注意喚起などが可能。

<レンタル価格>  cocobo本体(標準) 300,000円/月(税込 330,000円/月)

ニュースリリースサイト(SECOM):https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/nr_20220117.html