SGST、焼肉の和民にてサービスロボット「Kettybot」を実証実験

(株)SGSTは、新型コロナウイルス対応として飲食店、レジャー施設、医療機関向けにロボットによる非接触サービス化の展開を進めている。今般、国内に飲食店を展開するワタミ(株)の「焼肉の和民」西武池袋東口店において、レストラン内の配膳・下げ膳・ご案内をメインとしてロボットの利用がサービスの向上に繋がるかどうかを検証するための実証実験(POC)を開始した。

【サービスロボット「Kettybot」の概要】 Pudu Robotics社が開発したKettybotは優れた障害物回避能力や移動能力を有する最新型配膳ロボット。汎用性が高くコンパクトでありながら18.5インチの大型広告画像、3層構造のトレイ(最大負荷7Kg/トレイ)をもち、親しみやすいデザインでレストランにおける配膳と下げ膳を安全かつ正確に行う。コロナ感染症の防止や人件費削減に高い効果を発揮するという。

【実証実験の概要】
ワタミは飲食業界における店舗運営の省人化オペレーションとして、配膳ロボットの活用を採用されており、今回Kettybotを活用してサービスのさらなる充実が実現できるかを検証することとなった。ロボットを活用した「配膳・下げ膳」に加えて新たに「ご案内」もロボットに担当させることについて検証し、運用面での改善/調整に向けて協議していく。

期間:2021年8月30日~9月21日
検証項目:
 ① Kettybotを用いた飲食店舗省人化オペレーションの検証
 ② Kettybotを利用したご案内対応による非接触対応強化及び業務効率化
 ③ 設置店舗の新たなニーズ確認と要望に応じたカスタマイズ対応

【SGSTのロボットソリューションについて】
同社では新型コロナウイルス対応で疲弊する飲食店や医療機関スタッフの負荷軽減を目的として、AI搭載のロボットによる非接触サービス化を提案している。飲食店での配膳ロボットの活用で感染リスクの低減や人件費削減が期待できるだけでなく、医療機関における紫外線照射ロボットの活用で効率的な除菌作業を実現している。また、規模の大きい病院では、院内の案内係ロボットとしての活用も提案していくとしている。

ニュースリリースサイト(SGST):https://sgst.ai/news/news_202109141549.html