法人向け安全運転支援クラウドサービス「Drive Cloud+」を提供開始

セイコーソリューションズ(株)は、、法人向け安全運転支援クラウドサービス「Drive Cloud+(ドライブクラウドプラス)」を新たに開発し、2020年12月25日より提供を開始する。本サービスは、三菱オートリース株式会社にて採用され、同日より運用が開始される。
今後、リース会社やレンタカー会社、そのほか多くの車両を管理している企業などに向け、サービスを展開していくという。

「Drive Cloud+」は、セイコーソリューションズがテレマティクス分野で長年培った自動車メーカー向け車載端末をはじめとするM2M機器の開発・製造や、IoTデバイスからクラウド基盤、アプリケーションの豊富な開発実績を基に設計・開発したサービス。

本サービスは、さまざまなセンサが搭載されたドライブレコーダーからLTE回線でクラウド上にデータを自動収集し、運転状況を詳細に見える化することにより安全で効率的な運転管理を支援する。
車に設置されたドライブレコーダーが急な速度変化や急ハンドルなどの危険運転を感知すると、記録された動画と紐づけてクラウドサーバーに自動で検知内容を送信する。管理者は、Webブラウザー上のダッシュボードから状況を確認・把握できるため、運転手ごとに正確で公平な安全運転指導が可能。
また、最新の技術であるADAS(Advanced driver-assistance systems)に対応し、危険な車間距離を計測し警告するほか、設定条件以上の車線変更をヒヤリハット相当の運転とみなし、運転日報にて管理者へ報告。さらに、現在位置・移動履歴管理機能や車両予約機能、エコドライブ機能などを活用し、業務の効率化や車両の有効活用、省エネをはかることも可能。運転者の判別は、車両予約、ICカード以外にも、スマートフォンアプリ認証や運転者顔認証など、多彩な認証機能が利用できるとのこと。

なお、「Drive Cloud+」は、購入とレンタルが選べる料金プランを設定し、さまざまな企業での導入/継続利用を促進する。

同社は、「Drive Cloud+」でMaaS市場のさまざまなニーズに対応し、より安全で効率的な運転管理が実現できるサービスを提供するとともに、これからも安心・安全なクルマ社会作りに貢献していくとしている。

<法人向け安全運転支援クラウドサービス「Drive Cloud+」概要>
【提供開始日】
2020年12月25日
【販売価格】
お問合せのこと。
【対象】
リース会社、レンタカー会社、多くの車両を管理している企業など
【主な特長】
・運転データの自動収集機能
・高機能なダッシュボード
・多彩な運転者認証機能
・Full HDの高精細な動画データ
【主な仕様】
ドライブレコーダーが取得する運行データ
・ヒヤリハット動画
・常時録画映像
・加速度(Gセンサ)データ
・位置情報(GPS)
・車速情報(GPS)
・車間距離情報(ADAS)
・車線変更情報(ADAS)

システム動作環境
・対応OS:Windows 10
・対応ブラウザ:Microsoft Edge,Google chrome,Firefox(2001年度対応予定)

※告知なく仕様が変更になる場合あり。
※本文中に記載されている製品名などは各社の商標または登録商標。

ニュースリリースサイト:https://www.dreamnews.jp/press/0000228646/