ALSI、期間レンタル型「IoT FastKit 」に新機能追加 7月30日より提供開始











 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI〔アルシー〕)は、期間レンタル型オールインワンパッケージ「IoT FastKit™」に新機能を追加し、2018年7月30日より提供開始することを発表した。
 「IoT FastKit™」は、アルプス電気のセンサネットワークモジュールを活用した、期間レンタル型のスターターパックです。実際の利用シーンを想定した「シナリオ」と呼ばれる管理機能と、様々なデータを取得することができる「センサ」や、「IoT Gateway」などの必要な機器・サービス一式が含まれ、申し込み時に利用したいシナリオを選択していただくことで、シナリオが予め設定された状態で届き、すぐに利用を開始することができる。

これまでの「IoT FastKit™」では、センサネットワークモジュールで温度や湿度、加速度、地磁気、UV、照度などのデータを収集し、そのデータをクラウド上にアップすることにより、データの分析と課題改善に役立てることができる仕組みになっていた。今回、提供を開始する新機能では、データを収集しアップするだけではなく、データのインプットを行うことで、その後のアクションにつなげることができる情報発信を実現した。

その手段として、シナリオラインナップに「メッセージキューブ」を追加。「メッセージキューブ」の中にはセンサが内蔵されており、キューブ(立方体)の6つの面に予め設定した内容に合わせ、離れた場所にいる人に対してメールやメッセンジャーにメッセージを送ることができる。 例えば、会議に参加している人がキューブの面を上に向けるだけで、飲み物のオーダーやタクシーの送迎希望を出すなど、文字の入力や音声による通話をせずに、メッセージキューブを使って簡単に情報を発信することができる。企業だけではなく、飲食店や宿泊施設、病院、介護施設など、様々な活用シーンに対応することができ、幅広いIoTの検討ニーズに対応することができるようになったという。

ニュースリリースサイト:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000036.000025498&g=prt