ビジュアルポジショニング機能付きGNSS 受信アンテナ「Leica GS18 I」発表

ライカジオシステムズ(株)は、ビジュアルポジショニング機能を備えた汎用性の高い GNSS 受信アンテナ「Leica GS18 I」を発表した。
GS18 I を使用することで、ユーザーは離れた場所から目的の点をキャプチャし、現場やオフィスでキャプチャした画像から点の座標を取得することができる。日本での製品発売は、9月25日を予定しており、9月14日より製品の販売予約、およびデモ希望の受付を開始したとのこと。

ビジュアルポジショニング技術(GNSS、IMU、およびカメラの 3 つのセンサを融合)により、これまでアクセスできなかった場所や障害物があった場所にも安全かつ効率的にリーチすることができる。ビジュアルポジショニングは、フォトグラメトリ技術をベースに、ほぼリアルタイムでデータ処理を行うため、測量士は現場でデータの品質を確認することができるという。

世界最速の GNSS 受信アンテナがビジュアルポジショニングにも対応
GS18 I は、傾き補正機能を搭載した「Leica GS18 T」の高い技術を受け継いでいる。GS18 Iは、視覚的な測位に加えて、ポールが水平、または傾いたままでも点を測位、杭打ちする機能など、GS18 T のすべての機能を継承している。

GS18のユーザーは、現場での時間を短縮し、オフィスでLeica Infinityソフトウェアを使用して点の計測を継続することができるため、現場での時間を節約できる。新たな計測の必要性が生じた場合は、取り込んだ画像から追加の点を計測できる。GS18 Iは、現場用ソフトウェア「Leica Captivate」と連携して、現場での画像キャプチャ、現場での点計測、品質保証を行います。ユーザーは、点の計測にとどまらず、同じ画像から自動的に合成され、参照される3D点群を、他の3Dソフトウェアでの作業に活用することができる。

ニュースリリースサイト(leica):
https://leica-geosystems.com/ja-jp/about-us/news-room/news-overview/2020/09/jp-2020-09-14-gs18i