USBタイプのプログラマブルBLE/Wi-Fiゲートウェイ「obniz BLE Stick」

(株)CambrianRoboticsは、クラウド上でプログラミングできるUSBタイプのIoTゲートウェイ「obniz BLE Stick」の販売を開始した。

■ obniz BLE Stickについて
「obniz BLE Stick」は、Bluetooth Low Energy(以下、BLE)を採用したセンサ製品と接続し、さまざまなデータを「obniz Cloud(オブナイズクラウド)」で管理できるIoTゲートウェイ。
obniz BLE Stickには、同社開発のobnizOSが搭載されている。BLEの連携に必要なファームウェアやプログラムは全てobniz Cloudに集約。クラウド上にJavaScriptでプログラムを行うことで、BLEデバイス・対応センサ製品の制御ができる。BLEアドバタイズのスキャンはもちろん、複数機器との同時接続や接続とスキャンの両立など、あらゆることをクラウドでプログラム可能。
ゲートウェイ自体をプログラムする必要がないため、デバイスの追加や変更、サービスやキャラクタリスティクスの操作など、個々のゲートウェイのファームウェアを書き換える必要は無い。初期開発はもちろん、運用開始後の仕様変更も容易で、クラウド側で変更・修正を行えば、すぐに全機器に反映することができるという。

■ obniz BLE Stickの特徴
USBから給電し動作するコンパクトなゲートウェイで、PCやモバイルバッテリーからの給電のほか、ACアダプタを用いて家庭用コンセントから給電できる。設置場所やシーンに合わせた使い方が可能。
1. 豊富なクラウド機能が使える
TLS通信やデバイス管理機能、死活監視を、obniz Cloudの標準サービスとして提供。
2. 保守・メンテナンスが容易
当社独自のファームウェアレス技術により、ゲートウェイ自体に書き込まれているのは専用OSのみで、プログラムはデバイス上に存在しない。そのため、機器盗難によるソフトウェア漏洩の可能性はゼロ、セキュアな運用が可能となる。また、BLEデバイスの追加や仕様の変更も、サーバー上のプログラムを修正するだけ。リモートで対応し即座に適用できる。
3. API連携も容易
WebsocketやRESTによるAPI接続が可能で、接続した各種センサの操作・データ取得が容易。各種Webサービスとの連携により、データのビジュアル化、データベースへの保存、データ確認用のアプリの作成も簡単にできる。
4. 多彩なセンサ類に対応
各種ビーコンや赤外線センサ、温湿度センサ、CO2センサなど、多彩なセンサ製品と連携が可能。

■ 仕様
サイズ   :24mm×80mm×11mm
給電方式  :USB TypeA
動作環境  :温度:0℃〜50℃(保管温度:-10℃〜60℃)
動作電圧  :4.5〜5.5v
主な素材  :ABS
Bluetooth®️ :Ver. 4.2 Low Energy
Wi-Fi    :IEEE 802.11 b/g/n (2.4 GHz帯のみ)

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000040376.html