出光興産「Mobility Data Platform」を利用して、超小型 EV の実証実験

出光興産(株)と(株)スマートドライブは超小型 EV のカーシェアリングの実用化に向けた実証実験における連携を開始すると発表した。

今回の連携では、出光興産が 2019年8 月より岐阜県飛騨市・高山市、2020年4月より千葉県館山市で展開している超小型 EV を活用したカーシェアリングの事業化に向けた実証実験において、スマートドライブが提供する走行データの収集・解析を行う「Mobility Data Platform」を利用するもの。
この実証実験は、出光興産の販売店ネットワークを活用した地域サービス提供の観点から、出光興産が調達する超小型 EV を販売店に貸与し、MaaS 実現に向けたトライアルを検証するものだという。

スマートドライブは Mobility Data Platform を出光興産へ提供し、超小型 EVから取得した走行データを、スマートドライブのデータサイエンティストの経験やナレッジを活用し、可視化・分析することで、出光興産がサービスの改善を継続的に行うことのできる環境の構築を行う。実験を通して得られるさまざまなデータの利活用をサポートし、より多くの人にカーシェアリングを利用してもらうための施策などにつなげることを目指すとしている。

ニュースリリースサイト(出光興産):https://www.idss.co.jp/news/2020/200603.html