CAMI&Co.がIoTで健康を管理する「IoTヘルスモニター」を発表

(株)CAMI&Co.(キャミーアンドコー)は、置くだけで従業員の健康管理ができるIoTヘルスモニターを発表した。

◇サーモセンサーによる非接触体温計測で従業員の健康をチェック
「IoTヘルスモニター」は、テレワークやオフィスで働く従業員の効率的な健康管理を可能とするIoTデバイス。第一弾として、上部に取り付けたサーモセンサで、非接触で従業員の体温を常に計測し、一定の体温以上になると従業員のスマートフォンや管理者に警告を通知する。
デバイス自体にSIMカードを挿入することができるので、Wi-Fi環境がなくてもデータをインターネット上で管理することが可能。
また、スマートフォンとBluetooth接続も可能で、アプリ上でより素早く健康状態を確認することができる。また、従業員が自分の健康状態を確認することができるだけでなく、管理者アカウントでは、クラウド上で全従業員の健康状態を把握することができるという。

◇体温計測の仕組み
「IoTヘルスモニター」は以下のような仕組みで体温を計測する。
1.赤外線センサアレイを用いて、対象となる視野の8x8の温度分布のマトリックスを取得。
2.マトリックスの中から、一定の閾値以上の温度範囲が、3x3ブロック以上の場所を識別し顔と推定。
3.そのブロックの中で、最高の温度を体温として記録。
一定の面積を検知しているので顔以外の検知を防ぐ。
また、ピンポイントではなく面の中で最も高い温度を読み取っているので、より正確な体温を検知するとのこと。

「IoTヘルスモニター」は拡張性のある設計をしているため、目的に合わせて体温以外の情報を取得することができるようにカスタマイズ可能なサービス展開を進めていくとしている。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000028133.html