エイビット、ローカル5G検証機「AU-500シリーズ」を5月から提供開始

 (株)エイビットは、2020年5月20日より、日本で初めて(※1)4.6GHz帯とスタンドアローン方式をサポートしているローカル5G検証機「AU-500シリーズ」を販売する。
同社は、多くの企業からローカル5Gの実証実験を行いたいというニーズを受け、端末と基地局をセットで提供することで、ネットワーク構築時間を削減。企業は「AU-500シリーズ」購入後、すぐにローカル5Gの実証実験(※2)を実施することができるという。
※1:エイビット調べ(2020年4月時点)
※2:実験試験局免許が必要。

 エイビットはこれまで公的研究機関が実施する5G実証実験に参加し、5G開発の経験を積んできた経験を活かして2018年度に4.6GHz帯で動作する5G評価システムを開発し、2019年度に大規模マシンタイプ(mMTC)のローカル5G検証機セットAU-100シリーズを開発した。このAU-100 では多数のセンサを接続することができ、5G のIoTシステムを構築してきたとのこと。

 現在、カバーエリアの広いサブ6の電波で高速大容量のローカル5Gを実現したいという強いニーズがあり、同社はこれに対応するため、高速大容量タイプ(eMBB)のローカル5G検証機AU-500シリーズを開発した。AU-500は、無線環境を簡単に評価できるように端末と基地局のセットになっており、周波数は4.6GHz帯をサポート、スタンドアローン(SA:Stand Alone)として簡単に動作する。今後、ミリ波対応や高性能アンテナを2020年度2Qに追加リリースし、ローカル5Gの実証実験を支援していくとしている。

 AU-500では利用者のローカル5Gのビジネスプランに沿った検証やサービス開発が可能となっている。例えば、自動運転やスマートファクトリー向けに無線伝搬や伝搬遅延の試験をすること、あるいは、監視サービス向けなどに4k映像の伝送実験も実施できるという。

 エイビットは、これら5G技術の知見やノウハウを活用して、ローカル5Gのコンサルティング、実証実験サポート、試験局免許申請のサポートも提供する。また、ローカル5Gのビジネスを共同で推進していく戦略パートナー制度も設け、さまざまな分野の会社と連携することで、ローカル5Gを加速していく。商用機は来年春に発売を予定しているとのこと。

ニュースリリースサイト(ABiT):https://www.abit.co.jp/2020/05/au500/