「転倒リスク予測」機能を搭載したスマートベルトがCES 2020にて革新賞受賞

2020年1月7日(現地)から開催された世界最大の家電見本市CES 2020にてスマートベルトWELTの最新モデル「WELT PRO」が発表された。
ウエストサイズ、着用時間、座っていた時間、歩数、食べ過ぎ回数を測定し消費カロリーや推奨歩数を計測してくれる現行モデルに、世界初となる「転倒リスク予測」機能を追加してCESの革新賞(Innovation Awards)を受賞した。

転倒を感知する機能については、アップルウォッチを始め既存の様々なウェアラブルデバイスがリリースしているが、転倒してしまった状態を検出する機能である。 「WELT PRO」の場合は転倒するリスクを予測して知らせるので、転倒を未然に防ぐことができるとのこと。

この製品はベルトとしてウエストに着用するのでセンサが体の中心に位置することになる。体の中心から得られるユーザーの動きの情報は、他のウェアラブルデバイスと比べて正確で、より安定している。この情報からユーザーの歩行パターンを分析し、転倒のリスクを計測して事前に転倒を予防することができるという。
「転倒リスク予測」は、転倒が起きるであろうリスクを随時計測し、未来に発生するであろう転倒の危険を事前に防止するので、他のウェアラブルデバイスの転倒感知機能とは一線を画した機能だとしている。

日本での一般発売は5月以降を予定しているが、2月5日から2月18日まで「高島屋 日本橋店 本館2階」にて先行販売の予定で、予想販売価格は39,800円前後という。

プレスリリースサイト:https://www.atpress.ne.jp/news/203160